2015年12月30日水曜日

店じまい


 今日午前で一端店じまいである。新年の開店は4日(月)から。
 いつもそうなのだが、からだを休めていても、あたまは休まらない。常に何かを考えている。この年末年始は、いつも以上にそうなる気がしている。

 新カリキュラム移行の膨大な作業に始まった1年だった。いろいろな雑音に心が折れそうになることもあったが、チームの一員としてなんとかソフトランディングさせ、休む間なく単著の執筆作業へ突入。自他ともに認める「遅筆」の私が、短期決戦で一応形にした。

 その後のことは書き記さないが、とにかくいろいろなことがありすぎた。学内の役職を任期途中でおりて、時間の余裕ができるはずだったのに。ただただ、突っ走ってきたような気がする。

 それでも、学会シンポで「映画」を語る機会をいただいたからか、いつも以上に積極的に文化にふれた年でもあった。出張先で見た、「あん」「野火」「日本と原発」。そして池袋演芸場を何度か訪ね、大好きな三遊亭歌之介のトリも見ることができた。また、絵本作家が集まる会にも行き、作者自らの「読み聞かせ」を聞く贅沢な体験もした。

 今年は、講演・研修の依頼が増え、結果として学生に迷惑をかけてしまったのではないか…と反省するところもある。また、カウンセラーとしての業務も増えた。
 カウンセリングの重要さを再認識するとともに、自分のカウンセラーとしての非力を痛感する年でもあった。……このことは、まだ言葉にできない。

 来年は…、どうなることやら。
 ただ、来年も子どもの傍にいるおとなでありたと思う。
 


 ※年賀状をやめて何年か経ちました。皆様、失礼をお許しください。

2015年12月5日土曜日

師走を迎えて…


 なんとかかんとか、一つひとつの山を越えている状態がつづく。
 そして、意外とタフな自分にも気づく。日々を走りつづけられている。先輩同僚からは「あとで、からだにつけがまわってくるよ」と脅されながらも。

 今日は釧路専門学校で講義の予定だったのだが、あちらの都合で「延期して欲しい」と言われ、朝から久しぶりに研究室での仕事。事務仕事を片付ける時間がとれた嬉しさの一方、「延期と言われても、簡単に別の日程はとれないよ…」という苦しみもある。

 昨日は、大学の大先輩である釧路市社会福祉協議会O事務局長の呼びかけのもと、地域の関係者の集まりに参加させていただいた。普段、(講演先での懇親会は例外だが)ほぼ宴席というものに参加しない私にとって、久しぶりの夜の末広。景色が少し変わっていた。そして楽しい会だった。そこには、日頃よりいろいろとお世話になっている、やはり大学の先輩である堀口クリニックのKケースワーカーもいらしていた。

 Kさんとは、お互いに日々忙しい中で、一人ひとりの子どもとそのケースにどう真摯に向き合っていくかという話になった。いま、一番自分が考えなければならないことだと思う。
 来週は、大学で通常どおりの授業を行いながら、市内・管内の学校4校をまわりSC・巡回相談を行う私。かかわるケースとしては膨大な量になる。一人ひとりの子どもと真摯に向き合いながら、かつ当然のことながら大学での授業、そして学生とのかかわりにもしっかりと責任をもたなければならない。 
 私の心の中からある声が聞こえる。 私よ。仕事を「こなす」になっていないか!?
  反省しなければならないことがたくさんある……。

 子ども一人ひとりと向き合いながら、子どもの声に耳を傾けながら、ときに涙をこらえている自分がいる。プロだから、専門職だから、子どもの前では泣かない。でも子どもの抱える荷物の大きさを感じる度に涙が出そうになる。

 君が抱えている荷物は、君の責任ではない。私を含む、この社会のおとなたちが背負わせてしまった荷物である。それがこんなにも君を苦しめている…。おとなの一人として責任を感じている。そして君に申し訳なく思う。
 いま、目の前にいる私に何ができるだろうか。一緒に考えてみたい…。

 先日、「私の行動の原動力は怒りです」とある人に話した。つい、口を衝いて出た言葉だった。子どもたちに荷物を背負わす者に対しての怒り。それを理解せず「子どもや家族の責任」としてしまう都合よい者たちへの怒り。私はそれを常に持ち続けている。
 しかし、一晩寝て、少しそれを訂正しなければならないと考えた。
 私の行動の原動力は、「怒りとともに、彼らへの希望です」と。

 子どもの苦しむ悩む声の中に、私は彼らの「願い」を聴く。彼らの願いが聞けたとき、それを彼らと共有できたとき、希望が生まれる。

 本当は…私も苦しいけれど、でも、またなんとか踏ん張れそう。
 出会うすべての人々に感謝。

2015年11月14日土曜日

遅くなりましたが…御礼と近況報告


 10/31(土)に開催されました、「子どもの障害・貧困・虐待」に関する講演・シンポジウムは、300名余りの方々にご参加いただき、無事終了いたしました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

 当日の様子は→  こちら

 あらためて、釧路で子どもと保護者にかかわる支援者のつながりを確認し、「自分も頑張るぞ!」と気持ちを入れ替えたところです。
 ご協力いただきましたすべての皆様に個別には御礼をお伝えできませんが、お許しください。

 講演・シンポジウムに前後して、3週連続の札幌出張。今日はその最終回。
 仕事が追い付かず、「自転車操業の自転車もまわらなくなってきた…」と自ら茶化していますが、結構深刻です。
 睡眠時間を削って仕事をしているせいか、ミスの頻発、物忘れ…等。
 昨日は「授業における合理的配慮について」講演をさせていただきましたが、21時近くとなった「質疑応答」の時間には頭がはたらいておらず、質問者の意図をしっかりととらえてお答えすることができなくなっていました…。いま、振り返ると「もっといい答えがあった…」と思いつくのに…。

 講演後、拙著「学級担任・特別支援教育コーディネーターのための『特別な教育的ニーズ』をもつ子どもの支援ガイド」を販売させていただき、持参した10冊を完売しました。皆様、ありがとうございました。最近、講演先に本を持参する行商をしています。

 ちなみに、釧路で最も大きな書店 コーチャンフォー釧路店 でも拙著を置いていただくことになりました。品切れ状態でしたが、来週には複数冊入れていただけるとのことです。こちらも感謝です。

 帰りが遅く、寝顔しか見ることができない日が多いわが子から励まされ、学生にいろいろと大目に見てもらい、卒業生に慰められ、同僚に見守られ、なんとか今日も出張に出かけられます。

2015年10月30日金曜日

いよいよ障害・貧困・虐待の講演・シンポジウム


 日付が変わる前に書き込みます。
 明日(10/31・土)は、いよいよ子ども障害・貧困・虐待を考える講演・シンポジウムです。

 前日の23:20現在、まだ準備が終わっておりませんが(泣…)、280席を準備して多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 1.日時   2015年10月31日(土)  13:00~16:00 (受付 12:30~)
 2.会場   北海道教育大学釧路校 403講義室
   
 3.内容  講演「いま、子どもたちは―困難を抱える子どもたちに伴走する研究・教育を目指して」 
        シンポジウム「子どもの生活現実を見つめる―障害・貧困・虐待の交錯に視点をあてて」
 4.参加費  無料(事前の参加申し込みは必要ありません)。

 案内チラシは  こちら

2015年10月25日日曜日

10/31 シンポジウム…多くの皆様でご参加を


 いよいよ今週末に迫りました、「子どもの障害・貧困・虐待」講演・シンポジウム。地域の関係団体が共同して準備しています。
 250席を準備して、皆様のご参加をお待ちしています。
 この地域の子どものたちの生活現実をしっかりとらえ、私たちにできることを考えましょう。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  このたび、北海道教育大学釧路校特別支援教育研究室、北海道特別支援教育学会及び北海道子どもの虐待防止協会釧根支部の3者の主催により、「子どもの障害・貧困・虐待を考える講演会・シンポジウム」を開催いたします。
 本講演・シンポジウムは、障害・貧困・虐待をはじめ、さまざまな「不利・困難」をかかえる子どもたちの最善の利益を図るために、保育・教育・福祉・医療等の専門職にご参加をいたただき、「いま、地域の子どもと家族のためにできること」を考えます。

 1.日時  2015年10月31日(土)  13:00~16:00 (受付 12:30~)
 2.会場  北海道教育大学釧路校 403講義室
           釧路市城山1丁目15番55号  
 3.内容  講演「いま、子どもたちは―困難を抱える子どもたちに伴走する研究・教育を目指して」 
        シンポ「子どもの生活現実を見つめる―障害・貧困・虐待の交錯に視点をあてて」
 4.参加費  無料(事前の参加申し込みは必要ありません)。

  内容及び詳細については、pdfファイルをご覧ください。
  多くの皆様のご参加をお待ちしております。

2015年10月8日木曜日

拙著「特別な教育的ニーズ」をもつ子どもの支援ガイド(明治図書出版)

 
 2015.10.7 北海道新聞夕刊に、拙著の紹介を掲載していただきました。あらためて、「まえがき」「もくじ」を掲載させていただきます。
 
 →詳細な紹介は こちら
 
http://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A6%E7%B4%9A%E6%8B%85%E4%BB%BB%E3%83%BB%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%95%99%E8%82%B2%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%80%8C%E7%89%B9%E5%88%A5%E3%81%AA%E6%95%99%E8%82%B2%E7%9A%84%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E3%82%82%E3%81%A4%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E6%88%B8%E7%94%B0-%E7%AB%9C%E4%B9%9F/dp/4181940160/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1444255409&sr=8-1&keywords=%E6%88%B8%E7%94%B0%E7%AB%9C%E4%B9%9F
 
まえがき
 今日,障害者権利条約を批准した日本は,「インクルーシブ教育システム」の推進に取り組んでいます。インクルーシブ教育システムとは,すべての子どもたちにもれなく豊かな学びを保障し,ソーシャル・インクルージョン(排除のない社会)を目指す取り組みです。
 
 インクルーシブ(インクルージョン)を日本語に訳すと,「包摂」や「包容」となります。学校がすべての子どもを包摂・包容するコミュニティとなるためには,その対極にある教育・学校における「排除」の実態を冷静に見つめなければなりません。また,現に「排除されている子ども」のみならず,「排除される可能性のある子ども」をも視野に入れ,彼らがもつ「特別な教育的ニーズ」を明らかにし,それに丁寧に応えていかなければなりません。つまり,インクルーシブ教育システムの推進は,通常学級を含めたすべての教育現場で排除をなくすために取り組む「教育改革」と言い換えることができます。
 
 この取り組みは,障害者権利条約の批准を発端にしていますが,対象を「障害児」に限定せず,本書で取り上げたような病気,不登校,貧困,虐待,社会的養護,家族問題等といった多様な「特別な教育的ニーズ」をもつ子どもたちを視野に入れる必要があります。このような多様なニーズをもつ子どもたちに豊かな学びと居場所を保障する教育・学校でなければ,障害のある子どもが包摂・包容されないのは明らかです。
 本書は,そのような問題意識に立ち,タイトルを『学級担任・特別支援教育コーディネーターのための「特別な教育的ニーズ」をもつ子どもの支援ガイド』としました。現に学校では,子どもの貧困や虐待等の事例に取り組んでいますが,それらをあらためて「特別な教育的ニーズ」と捉え直し,インクルーシブ教育システムの中に位置づけたいと意図したものです。
 本書の構成は,第1章は,「『インクルーシブ教育』知っておきたい基礎基本Q&A」とし,特にインクルーシブ教育システムを進めていく上で必要となる「合理的配慮」「障害の定義」「子ども理解」等について5つの観点から解説しました。第2章は,「『特別な教育的ニーズ』をもつ子どもの対応事例」とし,障害,病気,不登校,貧困,虐待,社会的養護,家族問題にかかわる項目を立て,支援にあたっての基本的な観点と対応事例を紹介しました。本書に掲載した対応事例は,それぞれの学校現場において応用し役立てることができると考えます。第3章は,「支援力アップのための『連携・協働』のポイント」としました。特別な教育的ニーズへの対応は,学校内の教職員のみで対応可能なものと,学校外の専門職と連携・協働しなければ問題の解決が図れないものがあります。本章では,特に後者に焦点をあてて,学校がおさえておくべきポイントを記しました。
 文部科学省は,「学校現場をとりまく課題は複雑化・多様化している」とし,その対応として多様な専門性をもつスタッフを学校に配置して「チーム学校」の実現を図るとしています。一方,子どもの貧困対策においても学校を「プラットフォーム」と位置づけることが示されており,本書はそれらを具現化する際の参考にしていただけると思います。
 多くの学校の先生や将来教師を目指す学生,さらには福祉・医療の側で学校と連携・協働を図る立場にある方々にも,本書を手に取っていただけることを願っています。
 なお,本書中の事例については,プライバシーへの配慮から内容を再構成しています。また,使用した障害の診断名等は,DSM-5にもとづき記述しました。
  2015年夏   著者
 
もくじ
 
まえがき
 
第1章 「インクルーシブ教育」知っておきたい基礎基本QA
Q1 インクルーシブ教育システムって何?
Q2 特別な教育的ニーズって何?
Q3 合理的配慮って何?
Q4 「障害」をどのように理解したらいいの?
Q5 子ども理解のために必要な考え方は?
コラム 「インクルーシブ教育」への思い
 
第2章 支援の具体が丸わかり!「特別な教育的ニーズ」をもつ子どもの対応事例
1 障害 こんな子どもにどう対応する?
File1 自閉スペクトラム症(ASD
File2 注意欠如・多動症(ADHD
File3 発達障害が疑われる子ども
File4 チック症
File5 てんかん
File6 性的違和(性同一性障害)
 
2 心に関係する病気 こんな子どもにどう対応する?
File7 摂食障害
File8 自傷行為(リストカット)
File9 選択性緘黙
File10 子どものうつ病
File11 気管支喘息(心因性の喘息)
 
3 不登校 こんな子どもにどう対応する?
File12 不登校
File13 発達障害のある子どもの不登校
File14 ネグレクト状態にある子どもの不登校
 
4 貧困 こんな子どもにどう対応する?
File15 子どもの貧困
File16 障害のある子どもの貧困
File17 ひとり親家庭の子どもの貧困
 
5 児童虐待 こんな子どもにどう対応する?
File18 身体的虐待
File19 ネグレクト
File20 障害のある子どもの虐待
File21 心理的虐待(面前DV
File22 反抗挑戦性障害の子ども
 
6 社会的養護 こんな子どもにどう対応する?
File23 児童養護施設に在園する子ども
File24 児童養護施設退所後の子ども
File25 一時保護所で生活する子ども
 
7 家族問題 こんな子どもにどう対応する?
File26 ヤングケアラー
File27 障害児のきょうだい
File28 自閉スペクトラム症の保護者
File29 父母の離婚
コラム あんぱんまん
 
第3章 支援力アップのための「連携・協働」のポイント
1 保育所・幼稚園との連携・協働
2 学齢期の「横」の連携・協働
3 校内支援体制の構築とSCSSWとの連携・協働
4 高校との連携・協働
5 保護者との連携・協働
 
参考文献
あとがき
 

2015年10月3日土曜日

10/31(土) 「子どもの障害・貧困・虐待を考える講演・シンポジウム」のお知らせ

 
このたび、北海道教育大学釧路校特別支援教育研究室、北海道特別支援教育学会及び北海道子どもの虐待防止協会釧根支部の3者の主催により、「子どもの障害・貧困・虐待を考える講演会・シンポジウム」を開催いたします。
本講演・シンポジウムは、障害・貧困・虐待をはじめ、さまざまな「不利・困難」をかかえる子どもたちの最善の利益を図るために、保育・教育・福祉・医療等の専門職にご参加をいたただき、「いま、地域の子どもと家族のためにできること」を考えます。
 
1.日時    20151031()  13:0016:00 (受付 12:30)
2.会場    北海道教育大学釧路校 403講義室
         釧路市城山1丁目1555号  

3.内容
    講演「いま、子どもたちは―困難を抱える子どもたちに伴走する研究・教育を目指して」       木戸口正宏(北海道教育大学釧路校講師)

    シンポジウム「子どもの生活現実を見つめる―障害・貧困・虐待の交錯に視点をあてて」
       話題提供 太田千佳子 氏(北海道釧路鶴野支援学校 教頭)
              小林 久美 氏(釧路市教育委員会 スクールソーシャルワーカー)
              佐藤千代子 氏(釧路市こども健部健康推進課保健相談主幹 保健師)

       コーディネーター 小渕隆司(北海道教育大学釧路校准教保授、スクールカウンセラー)

4.参加費  無料(事前の参加申し込みは必要ありません)

 
 内容及び詳細については、pdfファイルをご覧ください。
  多くの皆様のご参加をお待ちしております。

  案内チラシは  こちら



  

2015年10月1日木曜日

【学生へ連絡】ボラ募集 くしろ健康まつり

ボランティア募集 くしろ健康まつり

 くしろ健康まつりは、市民に健康について目を向けてもらうために、昭和60年より開始された体験型健康イベントです。
 そこで3歳~小学生までの「こどもの広場」で子ども一緒に遊び、支援をするボランティアを募集します。

 日時 2015年10月18日(日) 9:00~16:00 準備・後片付けを含む
 場所 釧路市観光国際交流センター

 問い合わせ・参加申し込み  戸田までメールで  toda.tatsuyaアットマークhokkyodai.ac.jp

 

2015年9月22日火曜日

今週末、きょうされん全道大会ほか


きょうされん北海道支部「2015全道大会inなかしべつ」

日時 9月26・27日(土・日) 13時開会
会場 中標津町総合文化会館「しるべっと」

要項・プログラム等は  こちら

戸田は 9/26 15:40~ きょうされん常任理事北村典幸さん(日本福祉大学の大先輩)の基調講演後、障害者権利条約に関するシンポジウムに登壇。

中標津町で就労支援A型事業所くれぱすを展開する大佛英美さん、根室圏域障がい総合相談支援センターあくせす根室の浜尾勇貴さんらとシンポジウム。日頃から知った人たちとの討議は楽しみです。

実行委員長はスワンの家理事長の吉野宮子さんです。



翌日は、本当は北海道臨床教育学会と日本臨床教育学会の合同大会で札幌に行く予定だったのですが、そちらをやめて地元の「釧路合同教育研究集会」

「第38次釧路合同教育研究集会」要項は こちら

戸田は、午後のテーマ討論をふたつ担当します。
 ①「釧路の子ども現状をリアルに見つめる」
 ②「配慮の必要な子どもの育ちを考える」
①には、高校時代の同級生で、現在釧路市役所こども保健部こども支援課の佐々木一仁さんに登壇していただきます。

また、午前は北海道新聞社佐竹直子さんの記念講演
 「獄中メモは問う~教育実践の自由を、改めて見つめ直す」です。

学校巡回相談をしながら感じるのは、年々教師の裁量の幅が狭まり、子どもも教師も窮屈な学校になりつつあること。小さなコミュニティとしては大変危険な状況です。
佐竹さんのお話(歴史)から、今日、そして今後の学校・教師の在り方を考えたいと思います。




以上、ふたつの事業。どちらも当日参加大歓迎です!!

2015年9月16日水曜日

児童館にて

 今月末、児童館厚生員を対象とした研修を依頼されており、その前に私自身が勉強しなければ…と15時過ぎに児童館を訪ねる。
 以前、研究室の学生たちが「教育フィールド研究」という授業の一環で児童館に通っていたり、ボランティアに行っていたり…。また過去のゼミ生が児童館での子どもの様子をテーマに卒論を書いたことも。しかし、実際に私が訪ねたことはほんの数回だったなぁ…とあらためて反省する。
 釧路市は放課後の学童保育も公立の児童館で実施している。

 厚生員の一人とお話をした後、自由に見学させていただいた。そして子どもから声をかけられ…五目並べ、百人一首、なんでもバスケット、バトミントン…と一緒に遊んだ。北海道の百人一首は、下の句が書かれた木札を取り合う。何十年ぶりかの「カルタ」だった。

 学校とは違う、放課後ならではの彼らの言動。そして家族が迎えに来たときのそれぞれの顔。
 子どもたちの24時間の生活の中に、一人ひとりにとっての「居場所」と話をしっかりと受け止める「大人」の存在が「複数必要」。あらためて思った。そういう意味では、学童保育には、もっと大人の数が欲しい。

 最近、子どもたちと一緒に遊ぶたびに、私たち「大人の責任」を考える。
 あの笑顔を維持するために。その責任は、私たち大人にある。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 【お知らせ】著書が刊行されました
 

 学級担任・特別支援教育コーディネーターのための「特別なニーズ」をもつ子どもの支援ガイド
 戸田竜也著、明治図書出版

  ○目次等…内容紹介は  こちら
  ○著者インタビュー  は    こちら



2015年9月3日木曜日

著書出版のお知らせ


 この度、明治図書出版より単著を発刊します(9月14日以降出荷)。
 同社ホームページに、目次・まえがき・著者紹介等が掲載されました。
 (ほんの一部ですが、立ち読みもできます)
 今後、著者インタビューも掲載予定です。
 
 http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-194016-4

 本当の意味でのインクルーシブ教育、そしてソーシャル・インクルージョンにつながることを願っての出版です。
 皆様のご批正をいただけましたら幸いです。
 


http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-194016-4
 
 
学級担任・特別支援教育コーディネーターのための「特別な教育的ニーズ」をもつ子どもの支援ガイド 明治図書出版
 
 Amazon は こちら
 
 
 

2015年9月1日火曜日

備忘録 9月の予定

9月の予定。大学は夏休み中ですが、教員に休みはありません。
学生さんへ…研究室へいらっしゃる際は、メール等でアポをとっていただくと確実です。

2() スクールカウンセラー業務
4日(金) へき地校体験実習巡回 帯広市立清川中学校
5() 釧路市立湖畔小学校PTA研修 講演 子どものこころに寄り添う子育て
6() 釧路母親大会 子育て分科会 講演
7()8() 釧路市立高等看護学院 非常勤「心理学」 発達を中心に
8() スクールカウンセラー業務
10日(木) 実習巡回・釧路養護学校
11() 移動日・札幌
12()13() 全障研北海道支部夏期学習会
            講座・障害のある子どもの「生活」を考える 担当
14日(月) 午前:札幌校で会議
                 夕方:講演 「今日の大学教育と平和」
15() スクールカウンセラー業務
16-18日(水-金)小学校教育実習の巡回(札幌・小樽)
(19() めぐみ幼稚園運動会)
26() 中標津町・きょうされん北海道支部全道大会
       シンポジウム「障害者権利条約」登壇
27() 釧路合研 テーマ討論
     「子どもの生活現実を見つめる」「配慮が必要な子どもの保育と教育」 担当
28日(月) アカデミックスキル集中講義
29() スクールカウンセラー業務
30() 釧路市児童館厚生員研修 講演「配慮が必要な子どものかかわりと支援」
       1年生・後期直前ガイダンス


某出版社とは、「9月末までに1冊本を書き上げる」約束をしています…。
果たして…。

2015年8月28日金曜日

近況報告

 
 日本自閉症スペクトラム学会でのシンポジウムに登壇後、埼玉大学時代にお世話になった細渕富夫先生を釧路にお迎えしました。
 ちょうど根室管内の某小学校へカンファレンスへ出かける予定があったため、細渕先生にも見ていただきました。「複式」の指導形態は初めて見られたとのこと。道中、またちょっと足を延ばして北海道の自然にふれていただきました。私も久しぶりの長距離ドライブは、良い気分転換になりました。

 
 
知床峠から望む国後島
 
細岡展望台より…釧路湿原
 
エゾシカの群れ
 
シャッターのタイミングが遅く、後姿となったキタキツネ
 
 
 昨日(8.27)は、市民公募委員として参加した、釧路市子ども・子育て会議の最終回。私の任期も終わり、少しほっとしたところです。
 事務局である市役所こども保健部の皆様のご苦労を理解しつつも、この地域で子どもを育てる父親として、またたくさんのケースを抱えるスクールカウンセラーとして、多くの意見を言わせていただきました。
 思いは「子どもの最善の利益」(子ども権利条約第3条)の保障です。
 しかし、「子ども・子育て支援新制度」にかかわり、国からおりてくる内容が果たしてそれを保障しうるものか疑問も多く残りました。
 今後は、一市民として、またスクールカウンセラーや巡回相談員として、会議の外から私なりにもがいてみたいと思います。
 他の委員、市役所事務局の皆さんにあらためて御礼を申し上げます。
 
 
 
 
 
 
 
 

2015年8月20日木曜日

安保法制に反対する北海道教育大学有志の会 立ち上げ


 7月中旬より、「安保法制に反対する釧教大有志の会」として取り組んできましたが、このたび
 2015.8.18から釧路・札幌・旭川・函館・岩見沢といったキャンパスを超えて、「安保法制に反対する北海道教育大学有志の会」を立ち上げました。HPを通して、学生、教職員、卒業生、元教職員他関係者の賛同を募っています。

 安保法制に反対する北海道教育大学有志の会 ホームページは こちら
                                ツイッターは  こちら


 
 

2015年8月16日日曜日

全国障害者問題研究会北海道支部夏期学習会 9/12-13


 今年も 全国障害者問題研究会 北海道支部夏期学習会が開催されます。
 戸田は、2日目、午後から「学校から子どもの『生活』を考える」という講座を担当します。
 …多分、戸田が1時間程度話題提供した後、参加者で議論をします。
 
 多くの皆様のご参加をお願いします。

■とき  2015年9月12日(土)・13日(日)
■ところ  札幌学院大学  江別市文京台11番地  
 詳細は こちら(PDF)

 戸田の新著の発刊が間に合えば、著者割で販売予定です。
 合わせて、よろしくお願いします。
 
 
 

  明治図書出版へ リンク
 

2015年8月15日土曜日

【業務連絡】 標津町きょうだいキャンプ ときわサマーキャンプ15 ボラの皆さんへ

ときわサマーキャンプ(標津町)参加の皆さんへ
 いよいよときわサマーキャンプです。元気いっぱい、参加してください!!

1.【日時】8/17(月) 9時00分までに大学玄関前に集合してください。終了後の大学解散は、翌日15時の予定です。

2.【持ち物】1日寝泊りをするために必要な道具。筆記用具、上靴。寝袋は大学で準備しますが、数に限りがあるため、「寝袋を持っている人」は持参してください。一部、プールに入りたい子どもがおり、「水着を持っている人」は持参してください。

 お金は一切必要ありませんが、飲み物等を買う場合にはその分程度を持参してください。

3.【服装】動きやすい服装で来てください。

その他、子どもの対応等については、当日現地で打ち合わせを行います。
(子ども1人に対し、学生1人で担当していただきます)

※体調不良等で急な欠席は、戸田携帯に連絡するか、同じく参加する友人にその旨伝言してください。

プログラム

17日(月)

 9:00 大学前集合、出発

11:00 標津町文化ホール着
        打ち合わせ、昼食…

 14:00 子どもたち集合。レクスタート
    プール、海の公園、サーモンパーク、散策ほか
18:00 夕食
20:00 花火


 18日(火)
  8:00  朝食

 10:00  子どもたち解散
        後片付け

  11:00  保護者のお話を聞きます。

 15:00  大学解散


 これまでの様子 こちら










2015年8月5日水曜日

さあ、今年も間もなく「どら塾」(中標津デイキャンプ)


 こういう時だからこそ、私たちは真摯に子どもたちと向き合い、ともに楽しむ時間をつくろう!!

 釧根地区ADHD・LD・PDD懇話会中標津支部(通称:どらえもんくらぶ)主催、デイキャンプ「どら塾」

  日時 2015年8月7日(金) 10時~15時
  会場  午前 : 中標津町立中標津東小学校
       午後 : 道立ゆめのもり公演

 参加者  中標津町の子ども 23名
         教育大生  28名

 去年の様子は こちら

 天気はなんとかもちそう。中標津のみんな、楽しみに待っていてね!!

2015年7月30日木曜日

こういう時こそ「文化」の力で③

(近況)…実は疲労困憊である。しかし、仕事はたまっているし、いま休むわけにはいかない!!


 5月くらい、このCDを買った。きっかけは1年以上前に見たNHK・SONGS。

http://www.amazon.co.jp/%E7%99%BD%E5%91%AA-%E7%BE%8E%E8%BC%AA%E6%98%8E%E5%AE%8F/dp/B0052GLXXK/ref=sr_1_10?s=music&ie=UTF8&qid=1438264178&sr=1-10&keywords=%E7%BE%8E%E8%BC%AA%E6%98%8E%E5%AE%8F+amazon
 
 
 「悪魔」「亡霊たちの行進」等、言葉にならない。
 悪魔さえも出ていきたくなるような国。そんな国にはしたくない。
 
 ボーナストラックの「星の流れに」「ミロール」の直前には、コンサート会場であろうか。美輪の語りがある。
 「もし、今度戦争がおこったら…」という言葉。この言葉に観客から笑い声が聞こえのだが…。

 ありえないと思っていたことが、いま目の前に。

2015年7月27日月曜日

【大大募集】 8/17-18 障害のある子どもときょうだいのキャンプボラ 

障害のある子どもときょうだいのキャンプボラを大大募集中です!!
子ども一人に対して学生一人がつきます。まだ学生の数が足りていません。積極的な参加をお待ちしています。 

●標津町サロンときわ主催 標津町の障害児ときょうだい1泊2日キャンプ「ときわサマーキャンプ」

【日時】8/17-18(月-火)。17日(月)9時大学玄関前集合(バス移動)。18日(火)14時頃大学前解散。
【場所】標津町文化ホールほか。
【内容】グループに分かれてレク ①プールチーム、②「海の公園」チーム、③サーモンパークチーム
  18日、子どもたちが帰宅後、お母さんたちの子育てにかかわるお話をお聞きします。
  参加費用は一切かかりません。ボランティア保険に加入します。

リンク 去年の様子 


プログラム
 

【17日・月】  9:00  教育大学玄関前に集合 (バスで標津町へ)
11:00~13:00  標津町文化センター着、現地スタッフの皆さんと打ち合わせ
14:00~14:50  オープニング/教育大生によるアイスブレイク

14:20~17:30  楽しく遊ぼう!
  ①プールチーム~子どもたちの水あそびを見守ります
  ②「海の公園」チーム~魚釣りをします。釣れたら夕食のおかずに… 
  ③サーモンパークチーム~サーモンパーク見学や川遊びなど。

17:30~18:00  休憩
18:00~19:00  夕食~地元のお母さん手作りのカレーライス!!
19:00~20:30    まったり過ごそう…
20:30~21:00  花火
21:00~       一応、就寝 …だけど、子どもと静かに遊んだり、語り合ったり…
 

【18日・火】
6:00~ 7:00  朝食準備、ラジオ体操
7:00~ 8:00  朝食

8:00~10:00  好きな活動

10:00  終了、子どもたちとお別れ
10:00~11:30  障害のある子どもを育てるお母さんたちのお話を聞きます
12:00  バス乗車
14:00  大学帰着、解散。

 ○参加する子どもたちは、標津町内の特別支援学級在籍児童とそのきょうだいです。

  希望者は、戸田までメールで連絡してください toda.tatsuya アットマーク k.hokkyodai.ac.jp

2015年7月26日日曜日

こういうときこそ「文化」の力で②


 先日、出版の打ち合わせ等で出かけた東京。ホテルのチェックインまで時間があり、街中をうろうろしていると、本当にたまたま「子どもの本・九条の会」の催しを見つけ入った。
 作者自らによる読み聞かせ、会員による平和へのメッセージ等、あたたかい時間でだった。

 そこで知った1冊の絵本。さっそく買って我が家の5歳児に読み聞かせてみた。

 そうか5歳児でもわかるのか。
 相手に対抗しよう、勝とうとすると、どんどん大砲が大きくなっていくことが。
 「抑止力」という言葉の危うさを再発見したひととき。

 私たちが「子ども」に何を語るか。いま問われている。


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↑ 表紙をクリックすると アマゾン へリンク



 

2015年7月24日金曜日

教育大生対象:不登校児支援ボラ募集

日時 2015年7月28日(火)~7月31日(金)  10:00~12:00  30日のみ14:00まで
場所 釧路こども家庭支援センター
参加申し込み 戸田へメールをしてください。
※7/27(月)までに連絡を
 

2015年7月23日木曜日

安保法制に反対する釧教大有志の会 立ち上げ


 安保法制に反対する釧教大有志の会

 2015.7.23 「安保法制に反対する釧教大有志の会」を立ち上げました。
 近日中に声明を出しますが、現在国会で審議されていてる安保法制について、決して私たち国民の平和と安全を保障するものではないと考え、強く廃案を訴えます。
 また、有志の会世話人である教育大学釧路校教員は、自分たちの教え子を、またその教え子をもいかなる戦争に巻き込ませないことを強く決意し、学生、教職員、卒業生、元教職員をはじめとする釧教大関係者に幅広く賛同を呼びかけます。

 世話人;倉賀野志郎、大森享、廣田健、小渕隆司、木戸口正宏、戸田竜也。

 当面はツイッターで発信活動を行います。
 多くの方たちにフォロー・拡散をお願いします。  https://twitter.com/1976kyoiku

2015年7月21日火曜日

こういう時こそ「文化」の力で①


 耳に入る言葉が、あまりにも軽すぎる。
 私たち教師も、為政者も、もっと丁寧に言葉を使わなきゃいけない。

 そんなことを昔、ラジオで永六輔さんに教わった。
 そしてもう一人、井上ひさしさんに。

 「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに

 (「井上ひさし伝」桐原良光/著 白水社 p343~p345)


http://www.amazon.co.jp/dp/4062135108/ref=sr_1_8?ie=UTF8&qid=1437476017&sr=8-8&keywords=%E4%BA%95%E4%B8%8A%E3%81%B2%E3%81%95%E3%81%97


 
 本書p46  「6 第九条のこと」

そんな国で、私は子どもを育てたい…。 


『井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法』
  (シリーズ 子どもたちの未来のために)  2006
  井上ひさし()  いわさきちひろ(イラスト)
  講談社

2015年7月20日月曜日

安全保障関連法案に反対する学者の会 抗議声明


 「安全保障関連法案に反対する学者の会」の取り組みに賛同し、教育・福祉を専攻する研究者の一人として参加します。

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安全保障関連法案の衆議院特別委員会と本会議での強行採決に対する抗議声明

 7月15日衆議院特別委員会、翌16日本会議で、集団的自衛権の行使を容認することを中心とした安全保障関連法案が強行採決されたことに、私たちは強い怒りをこめて抗議します。
 各種世論調査では、戦争法制としての本質をもつ安全保障関連法案に反対が多数となり、8割を超える大多数が今国会での成立は不必要としていた状況の中での強行採決は、主権者としての国民の意思を踏みにじる立憲主義と民主主義の破壊です。
 首相自身が、法案に対する「国民の理解が進んでいない」ことを認めた直後の委員会採決強行は、現政権が国民世論を無視した独裁政治であることを明確に示しています。
 衆議院憲法調査会で3人の憲法学者全員が安全保障関連法案は「違憲」だとし、全国のほとんどの憲法学者が同じ見解を表明しているにもかかわらず、今回の強行採決が行われたことは、現政権が学問と理性、そして知的な思考そのものを無視していることのあらわれです。
 戦後日本は憲法九条の下で、平和国家として存在しつづけてきました。政府の言う「安全保障環境の変化」を口実に、武力行使ができるようにしようとしていますが、戦後日本が一貫してきた、隣国との対話による外交に基づく信頼関係こそが、脅威を取り除いてきたのです。
 私たちが6月15日に表明した見解は、多くの学者、大学人に共有され、いくつもの大学で、学生と教職員が一体となった取り組みが行われました。私たちは参議院での審議を注意深く見定めながら、立憲主義と民主主義を守り、この法案を廃案にするために、国民とともに可能なあらゆる行動をしていきます。

2015年7月20日

安全保障関連法案に反対する学者の会


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 学者100人による記者会見 17時~ 中継


2015年7月19日日曜日

学問は権力の下僕ではない…京大有志の声明


心から賛同します。

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■「自由と平和のための京大有志の会」の声明書(全文)

戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。

戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。

精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。

海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。

血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。

学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。

生きる場所と考える自由を守り、創るために、
私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。


自由と平和のための京大有志の会

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2015年7月16日木曜日

150716【教育大生対象】ボランティア募集

夏休みのボランティア募集!!  2015.7.16 戸田発信

 1. (釧路市教育委員会主催) 不登校児童生徒とのレク・学習支援

【期間】7月末から小中学校の夏休み期間中。 
【日時】平日・月~金曜日の午前9時半から12時。移動は各自。
【場所】釧路子ども家庭支援センター(旭町16-5 大学より徒歩10分程度)
【内容】不登校児童生徒とレクや宿題を一緒にやります。
参加は、都合の良い日。できれば2日以上から…。

2. (中標津町どらえもんクラブ主催) 中標津町の障害児ときょうだいのデイキャンプ「どら塾」

【日時】8/7(金)。8時大学玄関前に集合(バス移動)。17時大学帰着、解散。
【場所】中標津町立中標津東小学校、道立ゆめの森公園ほか。
【内容】子どもと1人に対して学生1~2名ついて、午前は宿題、午後夢の森公園で遊び。
    昼食はみんなでジンギスカン。
    参加費用は一切かかりません。ボランティア保険に加入します。
 リンク 去年の様子


3. (北海道自閉症協会釧路支部鶴の子会主催) 釧路市内の自閉症児とレクリェーション

【日時】8/9(日)。10時30分大学前集合。15時頃大学前解散。
【場所】管内小学校。保護者の自動車で移動します。
【内容】自閉症の小中学生と一緒にレクリェーション。
    特に準備するものはなし。お弁当が出ます。


4. (標津町サロンときわ主催) 標津町の障害児ときょうだい1泊2日キャンプ「ときわサマーキャンプ」

【日時】8/17-18(月-火)。17日(月)9時大学玄関前集合(バス移動)。18日(火)14時頃大学前解散。
【場所】標津町文化ホールほか。
【内容】グループに分かれてレク ①プールチーム、②「海の公園」チーム、③サーモンパークチーム
     食事準備、花火。
     18日、子どもたちが帰宅後、お母さんたちの子育てにかかわるお話をお聞きします。
     参加費用は一切かかりません。ボランティア保険に加入します。


5. (釧路市健康推進課主催) 3歳児親子教室「21’s club」
【日時と内容】 7/28(ぬりえ)、8/25(水あそび)、9/8(外あそび)、9/29(保育園見学交流会)
         9時40分現地集合。12時現地解散。移動は各自。
【場所】釧路市役所防災庁舎4階 健康推進課ホールほか



※参加希望者は、戸田 toda.tatsuyaアットマークk.hokkyodai.ac.jp にできるだけ早めに連絡をください。積極的な参加を期待します!!

2015年7月15日水曜日

国会中継

 
 今日に限って…NHKは国会中継をしない。
 ネット中継は、只今アクセス集中により、視聴し難い状況になっております。ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。」 によって、途切れ…
 
 この国は…
 
 
 

東京学芸大学教員有志「緊急アピール」 …学外ではありますが賛同します


 私も、教員養成大学の教員の一員として、東京学芸大学教員有志が出した「緊急アピール」に賛同します。
 私たちには、未来に責任があります。


 以下、「緊急アピール」の一部抜粋

「教員養成を使命とする本学の教員として、私たちは、私たちの教え子だけでなく、将来的に彼らの教え子たちが戦争に巻き込まれる危険を拡大する法案に強く反対し、法案の撤回を求めます。」

 東京学芸大学教員有志「緊急アピール」

 安全保障関連法案に反対する学者の会

 安保関連法案に反対するママの会

 自由と民主主義のための学生緊急行動

 戦争したくなくてふるえる

 障害者・患者9条の会



 
 

2015年7月9日木曜日

今年も きょうだいキャンプ!!

 北海道教育大学釧路校では、毎年 釧根地区ADHD/LD/PDD懇話会中標津支部(通称:どらえもんくらぶ)及び標津町保護者ネットワーク「サロンときわ」と共同して、障害のある子どもときょうだいを対象としたキャンプを行っています。
 今年も日程が決まり、準備に入っています。

 中標津町デイキャンプ  8/7(金)   中標津東小学校、道立夢の森公園ほか
 標津町キャンプ  8/17・18(月・火)  標津町文化ホール、海の公園、サーモンパークほか

 これまでのキャンプの様子は こちら から

 学生ボランティアを募集しています!!

2015年7月4日土曜日

7/25(土) 虐待防止協会学習会


北海道子どもの虐待防止協会釧根支部主催 第1回学習会について(ご案内)

 北海道子どもの虐待防止協会釧根支部では、2015年度第1回学習会を開催いたします。今回は、元釧路市生活福祉事務所主幹の佐藤茂氏をお招きし、「生活福祉事務所から見える子どもと家族」と題してご講演をいただきます。多くの皆さまにご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

1.日時   2015725()  13:4015:00 
2.会場   釧路短期大学(釧路市緑ヶ岡1丁目1042号)
3.演題   生活福祉事務所から見える子どもと家族
4.講師   佐 藤  茂 氏 (元釧路市生活福祉事務所主幹)
5.参加費  300

 ※参加の申し込みは必要ありません。直接会場にお越しください。

 
 
 
案内チラシのPDF版は こちら
 
 
 
 

2015年2月3日火曜日

署名へのご協力に感謝!!


 中標津町障害児者連絡協議会が進めておりました「根室管内に特別支援学校の分校・分教室の設置を求める署名活動」は、1月末日を持って締め切りました。詳細は今後お知らせがあると思いますが、1万筆を超える署名があったと聞いております。

 北海道内で義務教育段階の養護学校・特別支援学校がないのは、根室・留萌・後志の3管内のみです。この地域の子どもたちは、自宅から遠く離れた養護学校で生活をするか、訪問教育かです。地域の小中学校の特別支援学級に入ることができたとしても、いろいろな制約があるようです。

 子どもは生まれてくるところを選べません。私も根室管内に生まれましたから、余計に「子どもがどこに生まれても」他の地域と同様の教育・福祉・医療が保障されなければ…と考えています。
 それぞれの地域に合わせたソーシャル・インクルージョンを考えたとき、「特別支援学校の分校・分教室の設置」が大切な課題となる地域もあるのです。

 私のきょうだいにも「脳性まひ」という障害があります。6歳から18歳までの12年間を自宅から150キロほど離れた白糠学園で生活し、併設された白糠養護学校に通っていました。
 いいとか、悪いとかということではなく、「もし自宅近くに養護学校があったならば…」妹の、両親の、そして私たちきょうだいの人生もいろいろと変わっていただろうと思います。
 取り返しのつかない一人ひとりの人生。

 子どもたちに「根室に生まれて良かった!!」と言ってもらえるよう、まだまだ頑張らなければ。
 根室で育てられた私は、そう考えています。

http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%82%88%E3%81%84%E5%AD%90%E3%80%8D%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%84%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%88%E2%80%95%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E5%85%90%E3%81%AE%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%AE%E8%82%B2%E3%81%A1%E3%81%A8%E6%94%AF%E6%8F%B4-%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A021-%E6%88%B8%E7%94%B0-%E7%AB%9C%E4%B9%9F/dp/4788000504/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1422925465&sr=8-1&keywords=%E6%88%B8%E7%94%B0%E7%AB%9C%E4%B9%9F

 根室で育った障害児のきょうだいの話 ↑ です。写真をクリックすると詳細へリンク。
 どさくさにまぎれて宣伝しています(^_-)


2015年1月29日木曜日

ネットワークに感謝!!


 私は、大学教員の他にSC(スクールカウンセラー)という肩書を持っている。基本的には、毎週1回決められた学校を訪問するとともに、臨時・不定期で要請のあった学校に訪問することもある。
 私の場合、学生時代は社会福祉学部で学んでいたので、「ある程度の」ソーシャルワーク的な支援もしている。いやそれを求められるケースがあるといった方が良いかもしれない。
 SCの領域を超えている…といった(指摘の)声が聞こえてこないわけではないが、限られた専門職で数々の「子どもの生活現実」に向き合っているこの地域では、いたしかたないと割り切っている。

 いま私の頭の中には、幾人もの心配な子ども、そしてそのケースが渦巻いている。
 昨日、いろいろな機関に足を運んで支援について協議し、また電話やメールで関係者に相談をした。皆さんには、それぞれ忙しいながらもたいへん素早い反応をしていただいた…。

 
 そんな関係者の反応に私が励まされた。この信頼関係とネットワークにあらためて感謝した1日だった。それぞれが「子どものために」の一点でつながる。大変だけど、しんどいことが多いけれど、ありがたい仕事に携わっているなぁと感じた。

 今日2講目 障害児支援法Ⅰ
 明日1講目 特別支援教育特別演習

 今年度最後の授業となる。
 将来、これらの授業を受けている学生たちが、どれだけ「子どものために」のネットワークに参加してきてくれるか、期待している。
 期待しているからこそ、冷静に、優しく授業を終えたいと思う。

 2015.1.29 朝

 

2015年1月9日金曜日

多くの人に見ていただきたい… パリ白熱教室 ピケティ


本日から…

1回「21世紀の資本論」~格差はこうして生まれる~

20150109日(金)Eテレ 午後11時~午後1154
 
ピケティ教授の大著「21世紀の資本」をベースにした全6回シリーズの入門篇。

20119月のウォール街のデモについての意見交換からスタート。


ピケティ教授はバルザックなどの文学で描かれた19世紀当時の人々の暮らしぶりを引用しながら、資本所得と労働所得の歴史をフランスのエスプリ満載にレクチャーする。


【番組案内へリンク】


2015年1月4日日曜日

2015年 仕事始め


 2015年1月4日(日)、今日から大学に出勤し仕事始めです。

 公私ともにお世話になっている皆様、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 年末年始は、当初予定していた旅行を子どもの病気によりキャンセルし、3日間自宅でゆっくり過ごしました。こんな正月も久しぶりです。
 
 年末に宣言したのですが、今年は「研究者」としての仕事をたくさんしたいと思っています。頼まれれば断れない…とこれまで「何でも屋」で来たのですが、今年は「自分の仕事」をしっかりやります!
 

 さて、大変お世話になっている北海道新聞釧路支社・佐竹直子記者から、ご著書のチラシを送っていただきました。ぜひ、多くの皆さんに手に取って読んでいただきたいと思います。
 著者と共通する見解は、この事件が「現代社会に通ずる」問題であること。過去のこととして終わらせられない問題であり、「歴史を繰り返させない」ためにも、学生たちとともに学びあいたいと思っています。
 

 佐竹直子 『獄中メモは問う―作文教育が罪にされた時代』 道新選書


チラシのPDF版は→ こちら